第76回 清水みなと祭り 基本方針
昭和22年8月4日の清水港開港記念日に合わせて、終戦直後の暗い世相と経済の荒廃から立ち上がり、市民の心に明るさを取り戻そうと清水市・清水商工会議所が中心となり第1回が開催され、その後29回には現在の実行委員会組織の運営となり、第40回には「港かっぽれ」が誕生し、現在では多くの市民が集い楽しむ清水を代表するお祭りになりました。
しかし、近年各地のお祭りや花火大会などのイベント等が資金不足や人材不足を理由に開催できない状況に追い込まれていることも避けられない事実であります。
我々は、この先人の熱い志を未来に繋げていかなければなりません。私は「祭りの力を未来に繋ぐ」をテーマとして、一昨年から始まった100年会議を中心に祭りを支える実行委員の皆さんと共に未来に向けた新しいみなと祭りを創造し、未来に繋ぐ架け橋を作る役割を果たして行きたいと考えております。清水みなと祭りを100年続くお祭りに繋ぐために、関係する全ての皆様のご支援とご協力をお願いして、所信とさせていただきます。
清水みなと祭り実行委員会 実行委員長
柿 澤 安 昭
※注「港祭り」の名称表記は、第29回からの実行委員会運営方式の導入に伴い、市民総参加の祭り(みんなと祭り)を目指して「みなと祭り」へ変更しました。